えんとつ町のプペルの映画を見に行ってきました。

えんとつ町のプペル映画は実は絵本を発売する前から決まっていました。
えんとつ町のプペルの絵本も60万部と絵本業界としては異例のヒットです。

ではなぜここまでヒットしたのかはっきり言って絵本業界で戦うには
25歳で絵本作家としてスタートして圧倒的にスタートが遅れているわけですね。

当然同じレールの上を走っていたら前を追い抜くことはできません。
そこで考えたのが1作品にかける時間です。

絵本作家に画力で競争しても負ける。

ただボールペン1本で4～5年かけて書く細かい作業をすることで
絵本作家専業との差別化を図りました。

そして絵を描くにしても風景が上手い人やキャラクターを描くのが上手い人
それぞれいます。

だからクラウドファンディングでイラストや着色やデザインなど
約40人の分業体制で挑みました。

ハッキリ言って絵本で分業制にしたら100％赤字ですよね。
40人で書いて4～5年かけて60万部ってどうなのって話ですよね。

だからそもそも絵本がゴールではないんです。
絵本自体は全7章あるうちの3章と4章だけです。

この作り手を増やすことは広告効果にもつながるんです。
作り手が増えれば自分の作品を広めようとしますよね。

だから作り手が多い方がいいんです。
ですが絵本専業作家はその予算がないんです。

ですが西野亮廣さんは自身のビジネス本で革命のファンファーレの印税で
このえんとつ町のプペルの絵本を購入し全国の図書館に送ったりしています。

西野亮廣さんはオンラインサロンもやっていてこのオンラインサロンで
その今やっている活動を報告することで挑戦を共有しているんです。

西野亮廣さんが挑戦していることとかを毎日2000～3000文字の
読み応えのある記事で紹介しています。

ここに入会している人は西野亮廣さんを叩く人は1人もいないので
挑戦を邪魔する人がいないんです。

このえんとつ町のプペルの映画にも関係してくるのですが
挑戦する人を叩く社会をなくすというコンセプトもこの映画には入っています。

ちなみに六本木ヒルズの1200万の広告も西野亮廣さんではなく
サロンメンバーが出してそのリターンにいろんな人が支援して広告に
協力したりしています。

いろんな人の挑戦がそこには関わっているんですね。

このえんとつ町のプペルの映画はが製作していますが
STUDIO4℃としても初となるフル3DCGの作品です。

背景も800枚ぐらいの絵を組み合わせながら作ってかなり
手間がかかりパソコンも悲鳴を上げていたようです。

それにしても800枚もの絵を重ね合わせることが出来るんですね。
当然映像の美しさも半端なかったです。

ここからは少しネタバレになるのでまだ見たくない人は
ここから先は見ないでくださいね。

えんとつ町のプペルの映画ネタバレ

最初はゴミから生まれたゴミ人間プペルが誕生するシーンから始まるのですが
トロッコのシーンとかはちょっとインディージョーンズが頭によぎりました。

えんとつ町というのはそもそも空が煙で覆われた町が舞台になります。
だから空は星空も青空もなく昼も夜もない町です。

このえんとつ町のプペルの主人公はプペルではなくルビッチですね。
1年前にお父さんをなくし母と二人暮らしですが母親は体も悪く
家系を助けるために学校をやめてえんとつ町の掃除屋をやります。

でも高いところは苦手なんです。
そんなルビッチは当然学校にも行ってないし友達にもいなかったのですが
プペルと出会います。

二人はあっという間に親友になってルビッチに夢を語ります。
それが煙の向こう側には星があってそれを見てみたいという夢ですね。

ルビッチは煙で覆われた空の向こうに星があると信じています。
それを信じたのはお父さんお影響ですね。

お父さんが紙芝居で煙の向こうには星があるという話をして
みんなからはそんなはずないと言われたりもしましたがルビッチだけは
信じていました。

ただそれを言うとイジメられるので友達のプペルにだけ言いました。
そこか凄い二人の冒険が始まりましたね。

まぁ最初のハロウィンダンスのシーンはこれミュージカルなのって
一瞬思ってしまいましたね。

鉱山泥棒演じるスコップ（藤森慎吾さんがいい味出していましたね。
まさかお父さんともつながっているとはって感じでしたね。

この映画のポイントはルビッチとプペルの友情と親子の絆の物語ですね。
そしてルビッチ少年の夢と勇気の物語ですね。

子供の映画かと思ったら大人も子供も楽しめる映画ですね。

ちなみにカジサックさんも声優で登場しているという事ですが
全然どこで出演しているのかわかりませんでした。

でもこの動画を見てどこで出演しているのかがわかりました。